タイトルの元ネタ作品は読んだことありません、くらうんです。
今年に入ってから食べ物系のネタは幾つかあったのですけど、いろいろと考えた挙句チャレンジ編を書いてみることにしました。
カップラーメン自体は結構好きです。が、今回紹介する「日清 豚ラ王」は店頭で見かけて度肝を抜かれました。
何しろ、お高いカップラーメンでも300円するかしないかというのが通例なところ、コンビニ販売価格なんと397円と書かれているではないですか。なんと強気な。
ただ、ラ王ブランドを掲げているので、ハズレはないだろうなーと思ってはいました。
ネタバレになりますけども、実際のところ美味しいです。
絶賛のご様子はGigazineの方で書かれているので、そちらを。
今回のブログでは某系ラーメン店を再現して超えることができるのかを実践した結果と感想を残そうかと書いた次第です。
ところで筆者の料理スキルはオムレツ作ろうとしたらスクランブルエッグになっていたぐらいの、こまったさんレベルです。
再現のために使用した食材
根切りもやし
まず豚ラ王の欠点なのですけど、『ヤサイ』と標榜されているにも関わらず、入っているのはドライキャベツだけです。(チャーシューは付属してます。やったね!)そのため、少しでもチェーン店のものに近づけるためにモヤシは必須と考えました。
根切りなのは、調理の手間と食べたときの食感を重視してのものです。市販の一般的なもやしの倍近くします。
卵
味変要素として採用しました。ちなみに生卵そんなに好きじゃないですが、以前に訪れたお店で提供されたので。
あごだし醤油
もやしを増やした分、味が薄くなってしまってはいけないと思って追加しました。別にあごだしである必要はありませんが、風味が違います。
そういえばかき醤油とやらもあるみたいで買ってきました。
柚子七味
味に飽きてきた時のためのブーストが必要かな、と考えていました。柚子が入っているのでやはり風味重視です。
実際に食べた感想
あ、これは店のクオリティを超え……るか超えないかギリギリだわ。
確かに麺とスープのクオリティは高く、下手なラーメン屋だと潰れかねないぐらいの勢いで確かに400円かかるのも納得でした。
モヤシが封入されていないのは致し方ないですね。自分で準備できる範囲ですし、加えたところでワンコインに収まる範疇です。
ただ、店のクオリティを超えることのできない問題点は2つありました。
問題点その1
ジャンキーさが足りないです。
Gigazineさんの紹介にもこのように書かれていました。
店舗で食べられる二郎系ラーメンよりも、かなり食べやすくなっている印象です。
実際に食べてみたところ、味変要素として準備していた卵と柚子七味の使いどころを見失うぐらい食べやすかったです。
……が、諄いぐらい濃い味をところどころ変えていきながら完食するのをイメージしていただけに残念でした。
牛脂?必要になると思ってませんでした(1ガバ)
問題点その2
麺の量が少ないことです。
こちらの方が致命的かもしれません。
内容量のうち、麺は80g。太麺で水を吸うからといって完成した量はラーメン店における「小盛」ぐらいでした。もやしを追加したからといって満腹には至りませんでした。
だったら2つ買えばいいんじゃないか? という話になるかもしれません。
が、思い返してみてください。そもそも「豚ラ王」の値段はおおよそ400円。2つ購入した段階で800円に迫り、店に行った方が安上がりになります。本末転倒ですね。
検討すべき追加の材料
牛脂…ジャンキーさを求めるのであれば必須レベルでした。普段使わない家庭なので頭になかったです。
ネギ、メンマ…お好みでと言う感じですが。今回は「クオリティを近づける」一点に絞っていたので採用しませんでした。
追加のチャーシュー …チャーシューが入っているといっても1枚ですので、追加するのは十分にアリです。
酢…置いてあるところも見ますよね。自分はあんまり使いません。
ラー油…これは七味の部分と要検討といったところでしょうか。
もやし、キャベツの追加(ヤサイマシ)…ボリュームの少なさを補うという意味でも候補なのですが、その分手間がかかるので「インスタントとは」という命題が付きまとってきます。
まとめ
カップラーメンでは破格の再現度と美味しさだった。が、お店に並ぶものと比較して超えようとしたのは無理がありました。
ただ、店と違って味のアレンジが効くので、自分好みに調味料などを用意するのも楽しみ方の1つになってきます。その意味では、夢を見るには十分な商品だと言えるのではないでしょうか。